麦 飲 雑 記

待ち合わせは東京駅に１７時。その前に、発送しそびれた既刊と、セットが済んだ分のカレンダーと、もう一つのおまけを友だちに託すべく、冬コミ会場に行きました。これで当日は身軽な格好で行ける！と思っていたのですが、とんだ落とし穴が。アンソロに参加して下さった皆様に差し上げようと、じいちゃんにちなんで買ったせんべいが物凄い量に。１３人分はさすがにかさばりました。発送ではなく持ち帰ると言ったらお店のお姉さんがビックリしてたもんなぁ。（JINさんが冬コミレポに書いてた「とてつもなく重そう」な「やたらでっかい紙袋」ってのはそれのことです）

そんな大荷物を抱えて、待ち合わせ場所の銀のすずへ。ちょっと時間があったので隣のカフェで喉を潤し、「そろそろかな、よっこらせ」と広場に行ったら、すぐにスガさんとチーさんを発見しました。私は初対面じゃないから当然と言えば当然ですが、スガさんはその日もとても分かりやすかったです。
JINさん、zakiさん、OMさんと初めましてのご挨拶をしたり、キカさんと久しぶり～！とやってる所へ、優雅な足取りで沙織さん登場。本日もゴージャスでいらっしゃいます。沙織さんを目印にすれば良いというのも決して間違いではないです。
とうしさんはちょっと遅れてくるとのことなので、揃ったメンバーで予約していたお店へ。スガさんの所のマンガの通り、何故か関西在住のチーさんが先導してくれました。ちなみに帰り道もそうでした。

ご飯の時のことは、細かいことは忘れちゃったんだけど、楽しかった！あ、JINさんが辛いものダメだというのは覚えてる。あと、まだエンジンが暖まってなかったのか、絵茶でのJINさんよりおしとやかな感じでした（笑）でも、初対面だけどJINさんもzakiさんもOMさんも話しやすかった！みんな良い人だ～。そして沙織さんは、話を聞けば聞くほど、夏の大阪の時に思った第一印象が間違ってなかったということが分かりました。（私の沙織さんの第一印象＝「この方にピンヒールでグリグリに踏んづけられたいと思う殿方はさぞかし大勢いるに違いない」）

ご飯は割と早めに切り上げて、皆さんは宿泊先のホテルに行くことに。カレンダーの作業が残ってたので、私はここでお別れしました。スガさんが「持ってくれば皆で手伝えたのに」と言ってくれてホロリとしたよ。スガさんは良い人だよ。キカさんとうしさんの不死屋組はおまけの作業を皆に手伝ってもらったみたいです。「おれたちNARUTO！（※）」だな！すばらしい！
（※ワンピの友だちが言い出した「おれたちワンピース！」ってのがマイブームなので、NARUTOにも応用してみました。使い方としては「そんなことで悩むなよ！楽しく行こうぜ！おれたちNARUTO！」とかそんな感じで良いと思います）

帰宅後は、お風呂に入って、カレンダーのセットをして、値札のボードを作って、頼まれてたスケブを描いて、何だかゴニョゴニョして、一時間寝たら、もう起きる時間になってましたよ。徹夜にならなくて良かったです、うん。

冬コミ当日のことは箇条書きに。記憶が定かではないため、時間が前後してたりします。

・東１～３と東４～６の間のシャッターが下りる時間を一時間早く勘違いしていたので、朝ものすごく焦ってスガさんの所にじいちゃんアンソロを届けに行ったり、不死屋さんに委託の本をお願いしたりしました。ンマー、馬鹿だなぁ。バタバタしてスミマセン！
・一般入場したJINさんとOMさんが、ナルトスペから大分離れたワンピスペまでじいちゃんアンソロを買いに来てくれたよ！二人ともありがとう～！！（あと角飛本も買わせちゃってごめんなさい！頑張って本出すから、次回からはもらってね！）
・１１時過ぎにキカさんから委託分が完売したとのメールが届く。ビックリ！ワンピスペの方には在庫がまだあったので、これまた遠くまできてくれたzakiさんに、図々しくも運搬を頼む私。zakiさん、本当にありがとう！助かりました！
・その後、じいちゃんスペの方で『眠れぬ～』があるか尋ねて下さったお嬢さん、不死屋さんの所で無事見れたでしょうか。あの場でお渡しできなくてすみませんでした！
・瞬々さんも来てくれた！とってもステキなお嬢さんです。かわゆい！お話できて嬉しかった！インテでは大変お世話になりました～。瞬々さんのことはインテレポにて詳しく。
・二時近くになって漸くお買い物タイム。正に風となって会場内を駆け回る。不死屋さんの所にもご挨拶に寄ったけど、慌ただしくて失礼しました。買い物に必死すぎです。
・Sさんの所にお買い物に行って、スタンプを押させてもらってゲハッとなって、また色んな所を買い物して回ってじいちゃんスペに帰ったら、Sさんが来てた！初めてお話できた！嬉しかった～！
・その後は割とまったり。でも閉会時間ギリギリまで片付けを始めなかったので、搬出作業もバタバタしっぱなし。不死屋さんに慌ててインテの搬入要項を届けに行くも、ちゃんと説明せず「それ見て何とかヨロシク！」と丸投げしてしまったので、後に苦労することになる（インテ編につづく）

そんな感じの冬コミ（NARUTO編）でした。
イベント中も打ち上げもワンピの方でめちゃくちゃ楽しんだんだけど、NARUTOの皆さんとも、もっとゆっくりお話したかったなぁ。影分身の術が使えたらいいのに！このジレンマには、ワンピとNARUTOを掛け持ちする限り、ず～っと悩まされることになるでしょう。う～ん、オンリーがあれば一番いいんだけど。私もコスプレ角飛さんたちに会いたかったぜ。（あ、でもナルトとサスケがじいちゃんスペに来てくれたんだよ～。二人とも素敵だった！）

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冬コミで発行された不死屋さんの角飛温泉合同誌『じゃしん』に私も混ぜて頂きました。
ワンピの方で『じいちゃんアンソロ』という一大プロジェクトを抱えていたので、冬に角飛で何かをやるのは無理だと思っていたのですが、大好きな不死屋さんの本に参加できるなんて！私は本当に幸せ者です。

不死屋の皆さんは、エロありギャグあり萌えありの素晴らしい話を、それぞれ個人誌が発行出来ちゃうページ数で描いて（書いて）らっしゃいます。幸せ角飛がギュムッとみっちり詰まった、読み応えのある凄い本です。インテで完売してしまったのですが、どうやら再販するみたい！

そんなお勧め本に、あからさまに変なのが一匹紛れ込んでしまっております。スミマセン、私です。
あのですね、『じゃしん』に参加するにあたって、一応キカさんに「（描けるか分からないけど）エロは入れた方がいいのか」とか、「皆様同様、飛段は温泉旅館のボンボン設定にした方がいいのか」とかお聞きしたんですよ。そしたら、「飛段が湯忍で角飛で温泉な感じなら、何でもありだよ～」というお答が返ってきたので、ああなった訳ですが。何かホントごめんなさい。

冬コミから帰ってきて、ワクワクしながら『じゃしん』を開き、とうしさんの角飛のかっこよさに惚れ惚れし（裸体を舐めるようにガン見したのは言うまでもありません）、瞬々さんのエロエロラブラブ角飛にブホッと鼻血を出し、（自分のは飛ばして）、ヤシコさんのフリーダム飛段家にかわい～かわい～と身もだえし、キカさんのかわいい商売人おじいちゃんとぼっちゃま飛段にキュンキュンし、カナエさんの全力全開角飛と愉快な仲間たちに大笑いして、「ゲハー！凄い本だった！」と大満足！！の直後、「やっちまった…！」とベッドに突っ伏しました。
『じゃしん』サイトにアップされた合作表紙を見たとき、「あー一人だけボンヤリした絵で浮いちゃってるなぁ」と申し訳なく思ったのですが、中身の浮き具合と比べたら大したことないですね。

私が描いた全６ページの内、２ページと1/3はこういう「ブーン」絵です。決して手抜きじゃありません。あれで結構手間かかってるのヨ！
私はマンガを作る時、話メインで考えるので（最初からマンガのイメージが頭に浮かぶのですが）、実際に原稿を描くまで、画面がどういう状態になるか気付かないということが良くあります。（例：『眠れぬ〜』＝気がつけば飛段が全編に渡り頭部のみだった／『じいちゃんアンソロ』＝「じいちゃん」アンソロなのに、若ガープの話にしてしまった為、じいちゃんガープをほとんど描かなかった　等）

角飛合同誌なのに、角飛の絡みはまたこんなのしかないよ。おっかしいね〜。
左の「節約削減　コスト意識」ってのは、妹の会社の標語です。言葉のリズムが良いのでお気に入り。角都さんにぴったりでしょう。

好きだ好きだと言いながら、私は不死屋さんの凄さをこれっぽっちも分かっていなかったようです。
あんたたち、まじパねぇよ！濃すぎるよ！完敗だよ！どこまでもついてくぜアニキたち！（私の方が年齢的にはオッサンなんですけども、気分的に不死屋さんたちはアニキだぜ）
未熟者の私ではありますが、『じゃしん』に参加出来て良かったです！ありがとうございました～！

（→次回は「おれたちＮＡＲＵＴＯ！～冬コミ編～」）
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