告白します。
わたくしはスモーカー氏に深い愛情を抱いておりますし、原作や素晴らしい二次創作を拝見して、カッコいいな~or可愛いな~など、所謂萌を感じたことは数限りないほどございます。
でもそれは、今考えると至って冷静なものでありました。
脳天に熱い鉄串をぶっ刺されたような衝撃や、ハートをドギュウウウウンと震えさせるものではなかったのです。
また、エーススキー故に、「何だよ三十路のくせにカッコいい(可愛い)じゃねぇか。アンニャロメ~」と、理不尽な憤りを感じることも、しばしばございました(勿論カッコいい/可愛い三十路に喜びながらですよ)。
しかし。私はついに出会ったのです。
真っ赤に焼けた鉄串が脳天を貫いたような衝撃でクワッと目を見開いてしまうスモーカー、震えるハートが燃え尽きるほどヒートしてしまうスモーカーに!
私の愛情!心の王様であるエース(←ミーチャ・カラマーゾフ的表現)さえ、そのスモーカーの前では、いつもの眩いばかりの輝きを潜めているかのようなのです。
ああまさか、
「スウェットの上下に半纏を羽織ったスモーカー」
にこれほどのトキメキを覚えようとは!
「寒いと思ったら雪か…。晩メシは湯豆腐にでもするかな」
(でもきっと遊びにきたエースに「湯豆腐?パンチが足りねぇよ!豆腐(ドゥブ)チゲにしようぜ、ドゥブチゲ!」とメニュー変更させられちゃうと思う)
…というわけで、また勝手に描いちゃいました。S賀様許して!だってあんまりにもトキメイテしまったんですもの!
この完璧な「休日のお父さんスタイル」のどこが、かくも私の心を鷲掴むのか、ハッキリしたことは分かりません。
ただ、その「オヤジ臭さ」に勝因(?)があることは間違いないようです。
何かね、天啓のように「三十路に足りないのはオヤジ臭さだったんだ!」と思いました。
「いや、充分オヤジだよ」というご意見もあるやもしれませんが、素肌の上にジャケットをはおり、なおかつ肉体美をさらけだしているようでは、まだまだ若いです。
上の絵も、こんなんじゃダメダメだ。オヤジ臭さが足りんよ!(あと私の力量も)
三十路さんには是非ともドンドンオヤジ臭くなってもらって、じいちゃんのようなカッコ良い老人を目指して頂きたいものです。