幇間辰八と高杉の若旦那
もうゴロンゴロンしちゃうようなネタてんこ盛りだったのですけど、
中でも印象に残ったのが、旦那と幇間の関係についてのお話です。
幇間は旦那を楽しませるためには何でもやる。
旦那は時に無理難題を押し付けて幇間で遊ぶ。
幇間はどんな我儘も「よござんす」とやってみせる。
その一例として、お話して下さったのが大体こんなような話です。
燃 え い で か ! ! ! ! !
ただ単に着物を贈るのではなく、意地悪とも言えるようなひねりをするのです。
何て粋なんでしょう…!
幇間の着物には紋が入っているのですが、これは自分の家紋ではなく、羽織を贈ってくれた旦那の紋なんだそうです。
つまり「こいつはおれのもんだ」って主張なわけですよ。
その主張を着て幇間は今日も旦那を楽しませるんですよ。
若旦那・高杉と幇間・坂本の妄想するしかあるめェよ…!
だって高杉さん、金をバカ遣いできるほど持ってる若旦那役、銀魂で一番似合うもの…!
そんな若旦那を喜ばすために頑張る坂本なんて美味しすぎるもの…!
新しく卸した着物の仕付け糸をイイヒトに抜いてもらう、というのは、
お座敷体験で芸を見せて下さった方とは別の幇間さんがブログに書いてらしたことなんですけど、
贔屓の旦那に抜いてもらってご祝儀をもらうか、思いを寄せてる芸妓さんとかに抜いてもらうことになってるんですって!
これも滾る…!
幇間についてはかなりハマッてしまいそうなので、また別の機会にでも幇間辰八と高杉の若旦那の話を作ってみたいです。
お付き合いいただきありがとうございました!
江戸時代に生まれたら若旦那になるのが夢なミノでした。